『日刊工業新聞』にカダブラ株式会社が取り上げられました。

カダブラ、熊本・フィリピンに拠点 ウェブ開発強化

【熊本】カダブラ(東京都中央区、佐藤譲社長)はウェブ開発およびシステム開発リソース支援事業を強化する。12月に開発拠点を熊本県とフィリピンのマニラに新設する。投資額は合わせて約4000万円。3年以内に年間売上高5億円、5年後には同10億円を目指す。
ウェブ開発では、人の表情や動作を分析する独自の人体認識人工知能(AI)技術を核に、高齢者の見守りや介護など福祉ビジネスに取り組む。幼児から小学生を対象にした、語学とプログラミング教育ビジネスも推進する。人材リソース支援事業は、IT技術や人材を企業のシステム部門などにリモートで貸し出す。

熊本県大津町に新設する拠点はオフィスビルの3部屋に入居する予定。延べ床面積は1部屋50平方メートル。新規で20人を雇用する。当面はUターン、Jターンに注力して人材を集め、3年目から新卒採用を始める。
マニラの拠点はオフィスビルに入居する。延べ床面積は157平方メートル。英語を中心とした語学研修とプログラミング開発拠点とする。現地で5人を採用し、熊本で採用した人材の研修先としても活用する。
カダブラは2016年設立。従業員30人。21年6月期の売上高は約2億円。佐藤社長は「大企業と同様の技術で短期間開発を行うのが強み」と話している。

【日刊工業新聞】
https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00620170